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ジョイント (大麻) : ウィキペディア日本語版
ジョイント (大麻)

ジョイント(英語:joint、IPA /dʒɔɪnt/)は喫煙のために大麻を紙で巻いたもの、すなわち紙巻きたばこ状の大麻である。巻き紙としては、先進各国では通常リズラに代表される紙巻きタバコ専用の紙が用いられる。一方で特に開発途上国では、ありあわせの包装紙やたばこの葉を除いた紙巻きたばこ、ビディからたばこを除いたもの、レシートや新聞紙などもよく用いられる〔e.g., in Jamaica: ''The Rastafarians'' by Leonard E. Barrett'' p. 130.〕。紙巻きタバコ専用の紙はあらゆるサイズのものが、亜麻カンゾウ、その他香りがつけられたものなどさまざまな素材で作られている。
ジョイントの大きさには好みに応じて幅が見られる〔 〕。一般的には0.25グラムから1グラムの大麻を含むサイズが好まれるが、過去には1ポンド(45グラム)、あるいはそれ以上の大麻が1本のジョイントとして巻かれたこともある。大麻にたばこの葉が混ぜられることもある。
== バリエーション ==

ジョイントには大麻が含まれることが前提となるが、地域によって異なる習慣を持っている。
ヨーロッパや、イギリス連邦のいくつか、そして最近では北アメリカでもジョイント、スプリフ(spliff、後述)にはタバコの空き箱、あるいは名刺などを切って丸めたものを吸い口として用いる。
スプリフはたばこが混ぜられていないジョイントを意味する〔Australian Government Department of Health: National Cannabis Strategy Consultation Paper , page 4. "Cannabis has been described as a 'Trojan Horse' for nicotine addiction, given the usual method of mixing cannabis with tobacco when preparing marijuana for administration."〕。すなわちまじりっけなしの大麻ジョイントと、ヨーロッパで一般的なタバコが混ぜられたジョイントとを区別するために用いられる語である。ヨーロッパでは大麻のみ喫煙は一般的ではないが、対称的にこのスプリフという語の発祥となった西インド諸島、とくにジャマイカでは大麻にたばこを混ぜることは一般的ではない 。
オランダの企業は電子ジョイントの製造を行っている。これは電子たばこの仕組みを利用したものである〔"World's first e-joint given its debut by Dutch firm, says it's selling 10,000 a day" , ''The Independent'' (retrieved December 8, 2014)〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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